岩沼市防災訓練参加へ向けて出来ることから準備を始めています

昨日10月21日は鳥取県方面での強い地震のニュースがありました。被災された皆さんへ心からお見舞い申し上げます。混乱の中から、1日も早い落ち着きある生活を取り戻されますことをお祈りしています。
様々な関連性も報じられ、今後も気になるところです。
私たち東北太平洋沿岸部に暮らす者も5年半前の東日本大震災で大きなダメージを受けました。
各地での地震、災害報道がある度に、思い出すこと、気持ちを新たにして
「備えておかなければね!」
が合言葉になっています。

翌日の今日、予てより準備を進めていた防災関連の行事に関わる1日となっていたのも必然だったのかもしれません。

午前中は、私も会員になっている「いわぬま女性防災リーダーの会」主催の勉強会出席に始まりました。

女性の視点から防災、減災への提言と人材育成に力を尽くされているイーコールネット・宗方さんの講義でした。

東日本大震災での支援活動、現場からの声を提言として女性自身のエンパワーメントが必要なことを強く訴えておられています。

災害時、避難所での生活で誰もが厳しい状況下にありますが、その中でも女性のリーダーがいることにより、女性の声やその周りの子ども、高齢者、いわゆる災害弱者の状況の改善、共同生活を強いられている皆んなにとってもストレス軽減に繋がることを述べられておりました。
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夕方からは、来月に予定されている岩沼市防災訓練に向けての居住町内会防災部役員会出席でした。今回の防災訓練では、全市を挙げての水害を想定しての訓練となり、各町内会単位でどのような参加の形を取るか、地域の実情に合わせて計画を立てて参加となります。

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私の暮らす地域は、市内中心部の高齢化率が高い小規模な組織。いかに訓練を実施し、どこに避難して、災害時要援護者をどんな形で避難させるのか、果たして水害時に避難所に向かうことがどうなのか、など、色々な意見が出ました。

今は、場合によっては、外に出る避難よりも、垂直避難、いわゆる自宅内の高いところ、二階や三階へ避難する方が安全を確保出来る、という考え方もあります。今回は町内会全体に訓練参加を呼びかけてみて、時間や距離、避難時のバリアなどのチェックも含めて、一次避難所から2ヶ所の指定避難所へ、健常者、災害時要援護者をコースに工夫して避難する、という計画を立てました。

実施の訓練日までまだ少し時間がありますので、防災部関係者での準備、確認も必然です。

当日の訓練に参加することは勿論大事な行動ですが、訓練や災害時を想定して、自分たちの地域の再点検や問題の洗い出しが成果につながる最も大事なことだと感じています。

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投稿者:

布田 えみ

岩沼市議会議員4期目の活動中。 大好きな岩沼のさらなる発展を願い、母として女性として、市民としての思いを町づくりに届けています。