岩沼市仮設住宅閉所式を迎えました

平成23年3月11日、震度6弱の大きな揺れと大津波が岩沼市を襲いました。この震災により181名の方が犠牲となり、最大6千人を超える方々が市民会館や総合体育館などの避難所に避難しました。

直後、岩沼市では被災者1020名の仮の住まいとして、3箇所に384戸の仮設住宅を設置しました。

被災者の方々は、生活再建に向き合われ、昨日4月27日に最後の方が移転され、本日、仮設住宅閉所式を迎えました。

仮設住宅は、被災前とは全く違う住環境の中でしたが、住まいされている方々が工夫をされ、地域コミュニティの維持に努められました。

震災から今日までの5年あまり、国内外の皆さまから様々なご支援をいただいたことに改めて感謝するばかりです。

本当にありがとうございました。

今、九州地方の地震被災者の皆さんが厳しい避難生活をなさっているお姿を見るにつけ、5年前の当地の状況を思い返します。

岩沼市からも、昨日2名の職員が避難所運営の支援に派遣されたことを市長が述べておられました。

岩沼市の復興への道が少しずつ、少しずつ前に進んでいることを喜ぶばかりではなく、遠くの被災地への支援にも継続的に力を尽くしていきたい、と思っています。
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image image image image image岩沼市

募金集計作業いたしました

先日4月23日、いわぬまよぃ市「蔵っしっくアート展」内で急遽お呼びかけしました、熊本地震への募金活動。

本日、ぐるーぷ笑顔スタッフ有志で集計作業をいたしました。

募金総額、24462円。

送り先は、益城町へ。

ご協力下さった皆さん、ありがとうございました。

作業を終えてから、今後の活動について話し合う場もありました。

現在、九州の被災地で支援物資受け入れが止まっていること。
物資が殺到して、置き場所のことや配布のこと、混乱の中で荷捌きが大変なことも、私たちの経験から理解なります。

一方で、私たちに出来る応援は何だろうか、という声もあり、九州の地場産品をこちらで販売して応援ならないだろうか、と。
今、農産品や菓子類、扱う方と調整中です。
お知らせ出来る状態になりましたら、こちらに発信していきます。image

岩沼市千年希望の丘交流センター 開所式

岩沼市沿岸部に築造中の千年希望の丘、全15基予定されている中で現在14基まで進んでいます。

今日は、その1号基、2号基がある相の釜地区に完成した岩沼市千年希望の丘交流センター開所式に出席いたしました。

平屋建ての真新しい施設、式典は東日本大震災で犠牲になられた方への黙祷に始まりました。

これまでも、国内外からこの地を訪れ、震災について学ぶ方々が多数おありでした。防災教育の拠点でもあった千年希望の丘が、この交流センター開所により、映像の視聴学習、座学、体験学習の場としてもより広がりが出ることかと感じています。

建物は国の復興交付金、震災特別交付税を充てていますが、備品は対象外とのことで、『24時間テレビ』募金からの椅子との説明もありました。

仙台空港に隣接する場所でもありますから、今後より多くの方にお立ち寄りいただいて、後世に震災の記憶を伝える施設としても役立っていくことだと思います。

地域の子どもさんや、防災学習の場として皆さんどうぞお立ち寄り活用下さい。

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