【#考古遺物 の件その後の経過】

 
2024.2.9

先日来、何度か投稿している石器類。

私が地域回りの中で、市内在住のご高齢の方から、ご相談を受けたのは1月半ば。
ご自宅をたたむ準備をなさっている中で、ご先祖様から預かったものを学習標本などに役立てられないか、というご相談でした。

私も長年の議員経験の中で初めての案件。
先ずは、教育委員会に出向いて幹部職(事務方)にご相談。
これといった道筋無く、扱いについて模索の数日。

ひょんなことから、教育委員会文化財保護係の職員さんに画像をお見せしたところ、
「文化財の散逸を防ぐという観点から、該当する自治体の文化財担当部署に連絡してみたいと思います。」
となりました。

その後、引受先が決まりました。
神奈川県相模原市、福島県郡山市。
それぞれの自治体のしかるべき所に収蔵いただくことになりました。
所有者の方から、昨夕、喜びの声がありました。
「まさか、こんな展開になるなんて、驚きました。」
ご尽力下さった担当者さんに深く感謝いたします。
古人の息吹が、次の世代にも伝わっていけるであろうこと、私も嬉しく思います。

投稿者:

布田 えみ

岩沼市議会議員4期目の活動中。 大好きな岩沼のさらなる発展を願い、母として女性として、市民としての思いを町づくりに届けています。