岩沼市総合防災訓練でした

本日7月9日、岩沼市総合防災訓練実施日となりました。

今回は大雨を想定しての訓練です。

市内の児童・生徒皆さんも登校日となり、それぞれの校舎での授業と訓練になっています。

私の居住区二木第一町内会は、竹駒神社の西側に位置するエリア。避難計画で一次避難所の集会所に集まり、指定避難所・竹駒神社崇敬会館に避難することになっていました。

早朝には、町内会の清掃活動もあり、私たち自主防災役員は8時半集合で防災倉庫から備蓄品の準備、会場設営に始まりました。

連日の猛暑で汗が流れる中でしたので、町内会長や防災訓練実施責任者の方々の賢明な判断により、早め早めの行動になりました。

幸い、熱中症などの症状が出る方も無く、予定通りの実施、完了。

災害の本番は、夜間かもしれませんし、厳寒期かもしれません。色々な設定での訓練は大事な備えになると感じました。

地域内の課題、災害弱者対応なども個人情報保護の壁と共にあります。

後日、反省会の中で検証していくべき課題です。

関係者皆さん、暑い中、大変お疲れ様でした。

地域の防災力向上へ!防災士資格取得補助制度が始まります

私自身は、2008年、必要を感じ、そして学びを深めるために費用を捻出して防災士資格取得をいたしました。

その経験から、これまで議会の一般質問で『防災士資格取得助成』について提案してきました。

今年度、初めて『防災士資格取得助成』が始まり、岩沼市内の会場にて養成講座が始まります。是非により多くの方に参加いただき、地域の力になっていただきたい、と願います。

私自身の経験から、昨今、想定外の規模での災害があちこちで発生し、甚大な被害が出ている中で、防災士の役目も大きくなっていると感じます。

時に災害時の対応もあるかと思いますが、減災への取組みのリーダーとして日頃から果たせることもあると言えます。啓蒙活動、地域の防災訓練時のサポートや自主防災組織内での役割分担など、学びを生かして活動出来るかと感じます。

私も町内会自主防災組織では、防災士として位置付けられています。

『防災士資格取得助成』については、今年度新たな事業につき受講人員の制約もあります。各町内会や組織団体に要綱も出ているようです。条件の合う方は、是非に受講して資格取得いただきたいと願います。

この制度では、必要な費用の殆んどが助成対象になっているようですので、岩沼市内の防災士誕生に弾みがつくことでしょう。

近況

実はこの3日間、姑の葬儀日程を過ごしていました。
遺族それぞれの都合もあり、昨夜が通夜、今日が告別式、法要、納骨と済ませました。

私は予てよりの女川視察研修責任者としての役目、家族の理解のもと、「役目を果たしてきなさい」と送り出してもらい、昨日は日程を果たしてから、通夜に臨みました。

7月4日の未明、容態急変の報せを受けて駆け付けるも残念ながら、息を引き取っていました。
享年93歳。
大正、昭和、平成を生き、太平洋戦争の時には実家が仙台空港近くの相の釜地区、丁度、現在千年希望の丘・交流センターがあるエリアにありました。
年頃で野良作業をしている時に、米軍の空襲に遭い、畑を這って逃げた体験を息子に話していた、とも聞きました。
専業農家の家業、畑作、稲作、身を粉にして働き、いつもニコニコして、物静かな姑でした。

震災で自宅が大規模半壊、引っ越しての慣れぬ住まいでの不自由な暮らしの時期もありましたが、舅と二人揃って、余生を過ごせたのは幸せなことだったのかもしれません。
介護施設の職員皆さんにも手厚いお世話を受けたこと、感謝が絶えません。
そして、姑が生き抜いた背中から、残された者に教えを残してくれたことに感謝です。

合掌