【シャケになった気持ちの帰省でした】

 
4年ぶりの弾丸墓参りツアー決行中。
10/26-29の予定で故郷・北海道に来ています。

初日は仙台空港出発が定刻より40分遅れとなりましたが、無事に渡道。
レンタカーを調達して、予定していたルートを直走り。
千歳→支笏湖→美笛峠→旧大滝村(現伊達市大滝区)と両親が晩年に暮らした地域に入り、懐かしい風景を横目に移動。
先ずは、菩提寺への墓参。
4年間のご無沙汰を侘びながら、念入りにお焼香。
京野家祖父母、両親に我が事、家族の事を報告。
伊達市内に住む母方伯母94歳を訪問。
つい最近まで、従兄弟の歯科医院で現役歯科助手を務めていた伯母。
びっくりする程の頭脳明瞭さ、弁舌は滑らか。
幼い頃からとても可愛がってくれた伯母、再会を喜びあい、長寿と健康の秘訣を観察。
夜には実弟家族と食事は、室蘭やきとりをいただきました。実弟家族とは、先月姪の結婚式で横浜でも再会を、果たしていたので1ヶ月ぶり。


2日目。
気掛かり案件を宮城に抱えていましたが、朝1番の連絡があり、ミラクルとも言える嬉しい結果が判明。
家族のピンチをご先祖様皆んなが護ってくれたのだなぁ、と感激。
予定通り、視察(先に投稿した、クルハウスさん)、母校室蘭栄高訪問、震災後長い期間に渡り「被災地に頑張る同窓生を応援しよう」と有難いご支援を継続的に続けて下さった栄高同窓会「白鳥会」の会長・渡辺さん宅を訪問し、ご挨拶。
ご無沙汰を侘びながら、お礼と感謝を述べて暫し歓談。
ご夫妻共に同窓生で同級生同士であられるとのこと、温かく懐かしいお話しを交わす機会をいただきました。
お連れ合い様は、室蘭市内での子ども食堂活動にも関わっておられたとのこと、共通する話題も多くあり、あっという間の滞在でした。
同窓会の皆さんからは、震災直後、「ボランティア活動に役立てて下さい」と私が関わる団体・ぐるーぷ笑顔に対して義援金を送って下さったり、同窓会役員の方で編み物の先生がおられるとのことで、毛糸のベストを毎年30着、手編みで仕立てて送り届けて下さっていました。遠方の同窓生が暮らす東北・宮城へ向けての熱いエールをいただいていました。その原資を元に、支援フラショーを行ったり、お届けいただいた編み物を地域の方や3年前には大きな水害に見舞われた丸森の方へのお届けもいたしました。
今回の同窓会長さんに、現在の当地の様子、ボランティア活動に関わっているメンバーの近況などもしっかりとお伝えしました。

合間に、幼い頃から馴染んだ場所を巡りました。
当時は、室蘭市は製鉄関連、製油所関連で勢いある街でした。時代と共に企業の移転、閉鎖、それに伴う縮小もあり、人口も流出。
夜の高校同期生での交流会でも、室蘭の地域課題を色々聞くことが出来ました。
例えば、人口約8万人規模で市立病院始め、日鋼、新日鉄の企業病院、合計3つの総合病院があること。
医療環境が恵まれている反面、少子高齢化により、税収が伸びない中、公立病院の存続は難しいのではないか、と熱く語る医療従事者同期生。
首都圏での仕事を離職して、親の介護に地元室蘭に戻ってきた同期生もいます。高校時代、同じクラスでも親しく話す機会が無かったのですが、数年前から両親の介護に向き合っている中の様子を話してくれました。
同時期に同じ学舎で同じ景色を見ていた同期生皆がそれぞれのステージで頑張っている様子を見聞きして、へたりながら故郷の川に戻ったシャケ、エネルギーチャージの機会となりました。

3日目。
予定通り、幼少期を過ごした本輪西から伊達へ再度の訪問。
馴染んだ景色、有珠山、昭和新山、洞爺湖を車で巡り、間も無く雪景色になることを伝える使者・雪虫に囲まれながら、眺めました。
菩提寺・大雄寺を再訪。
先日のミラクルのお礼を念入りに伝えてお焼香。
合間に、地元に勤務する小学校時代の友人を訪問。実に卒業以来の再会‼️
流石に、共に齢を重ねた姿なれども、一瞬でタイムスリップ。ご挨拶に止め退席。
夕刻、実弟の薬局で、座る岩盤浴を体験しながら暫し歓談から宿へ。
いよいよ、本日最終日。
残された滞在時間も少なくなりましたが、離道まで安全運転で移動します。
シカの飛び出しに注意が欠かせぬ昨今の北海道です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

北海道室蘭市、大人と子供の居場所・クルハウスの視察へ

【大人と子どもの居場所・クルハウスの視察にお伺いしました】

2022.10.27
北海道室蘭市知利別にある、特定非営利活動法人くるくるネットさんが運営される、大人と子どもの居場所・クルハウスさんへお伺いしました。
市内中心部の住宅地の高台にある元お寺だった場所を活用しての拠点では、子どもの居場所として、放課後の解放(勉強や遊び)、夏のお泊まり会、子ども食堂を開催しています。
また、大人のためには、就労支援も行なっています。

室蘭市内には、現在7ヶ所の子ども食堂が開設されている様で、その中の1ヶ所が、クルハウスです。
月2回土曜日開催日には、近隣の自治体からも利用者があり、開催時間内に滞在してゲームや勉強、食事に過ごすそうです。
食材配布や生理用品の配布を行い相談事業も行われていました。

また、近くに室蘭工業大学があることから、学生さんに有償ボランティアスタッフとして関わってもらい、利用する子ども達への見守りや勉強指導、遊び相手などとして共に活動しているようです。
年齢が近い学生さんがスタッフとしていらっしゃるのは、利用される子ども達も嬉しく頼りに思えることかもしれません。

NPO法人が主体の活動であるので、私が関わる子ども食堂活動とは異なる運営体制もありますし、何よりも継続的な拠点を持ってらっしゃるので、活動の領域も異なります。
主宰される鳥山晃さんからは、お話しを聞いたり、施設内をご案内いただき、有難い機会でした。

私、現在、10/26-29の予定で、4年ぶりとなる両親の墓参りに室蘭に滞在中です。
その機会を活かして、以前から見知っていたクルハウスさんへ申し入れをしての視察となりました。
鳥山さん、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

自分の役目

2022.10.25
昨夕ある方からお届けいただいた
お礼の電話を差し上げると
「道楽で作ってるから〜」と笑い飛ばす、豪放磊落さ
昨今、材料の高騰もあり、
を買い揃えるのも躊躇します。
トマト、枝豆、豆腐とスープに仕立て熱々を添えました。

昨日は活動合間 久しぶりに岩沼から亘理・荒浜までを相棒と共に移動しました。
画像は、阿武隈川河口、荒浜・鳥の海側からの様子。
震災から時を経て、ハード面の復興は着実に進んできました。
それを間近に見て、肌で感じて、遠方の方にお目にかかってお伝えする機会もあります。
大事な役目でもあると思っています。
自分が見たこと、聞いたこと、しっかりと伝える役目。
その時々の進捗、うつろい、暮らす(暮らした)方々の声。
自分の目に、心に焼き付けて。

事実を伝えます。