納税の大きなきっかけは、山鳥毛プロジェクト
ふるさと納税の中に、地域の食を大切にするプロジェクトも含まれています
この日は、瀬戸内市へ【ふるさと納税について】の調査項目で伺いました。
コロナ禍以来の行政調査受け入れ再開ということもあり、調査について事前の詳細な下準備も念入りに行なって下さった瀬戸内市の職員皆さんでした。
おかげ様で、私たちが知りたい、学びたい内容を懇切丁寧にご教示下さいました。深く感謝いたします。
特に、古くから刀鍛冶技術に優れていた瀬戸内市で作られた、【山鳥毛】という国宝刀剣を巡っての資金調達のためのふるさと納税のプロジェクトについては興味深い内容でした。
瀬戸内市に買い戻すため5億円という高額の目標額を定め、官民上げての取組みがありました。
首長のトップセールス、瀬戸内市のみならず、岡山県の宝としてふるさと納税を呼びかけの目標達成までの歩み。
色々な学びがありました。
また、ふるさと納税の中には、【食のしあわせプロジェクト】という内容もあり、目指せ地産地消100%を掲げ、学校給食への支援内容、子ども食堂の開催のための経費も組み込まれていました。
こちらは始まったばかりで、これからの実績につながるであろうプロジェクトですが、地域の農業・漁業者皆さんへの生産品買取り、化学肥料・化学農薬の使用量低減など環境負荷低減のための栽培技術の検討・実証・普及に関する経費なとも組み込まれており、遊休農地・担い手不足の解消にもつなげていこう、という素晴らしいものです。
地域の活性化、次世代にいかす取り組みに思います。
ふるさと納税も色々な切り口があるものだ、と沢山の学びをいただきました。
瀬戸内市での調査を終えて昼食、宿泊地岡山市へ移動しました。
岡山市には岡山城、後楽園という有名な場所もあります。宿から程近い距離でもありましたので、路面電車に乗って散策してきました。
路面電車、循環バスなど、公共交通がうまく機能している地域を感じました。
後楽園内では、常に除草、水路の清掃、作業される方の姿もあり、多くの観光客を迎える場所ならではのこまめな整備作業も欠かせない、ということが見て取れました。
岡山駅から程近い市内中心部にある岡山城
多くの観光客の姿がありました
東側
南側から
お堀があり、隣接して後楽園
こちらはカフェの様です
足漕ぎボートも桃の形
木陰に休み水分補給(梅ジャムソフト)
後楽園内は伏流水が流れているそうです
茶畑もあります
綺麗に手入れされている庭園
路面電車・・・バスと路面電車、うまく組み合わせた移動手段になっています
最終日は、総社市へ【新庁舎建設について】の調査に出向きます。