名取岩沼特産品開発試作品発表会へまいりました

11月28日、名取岩沼特産品開発試作品発表会へお招きいただきました。


食材王国みやぎ、名取岩沼界隈にある食材を生かして、インバウンド需要に備えていくための事業でもあるそうです。
数年越しでの試行錯誤、今回は50名余りの関係者で一品、一品を試食しながら点数をつけていきます。

これまでも、何度か特産品開発の事業はありました。
地の利に恵まれ、食材に恵まれても、いざ商品化、さらに特産品としてヒット商品に仕立てていくのはとても難しいものです。
特産品開発しました!、で終えるのではなく、販路、流通も同時に開拓していかなければなりません。
そして何より、インバウンド旅行客も大事ですが、特産品開発のあかつきには、より多くの地域の方にも見知っていただき、手にして、口にしていただける工夫と努力も続けていくことを忘れずにいたいものですね。

試食には、震災からの復興に伴い、閖上の赤貝、カレイ、地元の野菜もふんだんに使っているメニューがズラリ並びました。

特産品としての商品化、期待しています。

議会全員協議会出席「新火葬場の名称、料金改正などについて」

11月24日、午前10時から岩沼市議会全員協議会が開かれました。

案件は、「新火葬場の名称、料金改定などについて」ということで、執行部から現在建設中の新火葬場の進捗状況と共に説明がありました。
新火葬場については、ご存知のように岩沼市の沿岸、玉浦地区(岩沼市早股字新寺前71−1)に建設中です。
今回は、新たに設置されることになる岩沼市営火葬場の設置及び管理に関する条例の改正について、現行のものと改正案が示されました。

先ずは、名称は「岩沼市斎場」と。
近隣の自治体においても同様の名称で定着していることから、周囲にも分かりやすいと思います。
また、条文中の用語などの表現を差し替えています。

これまでの市営火葬場は、昭和37年当時のものであり、条文も現在違和感を持つような箇所もありますし、使用料も新たな施設となることから市外在住利用者の区分の変更、ペットなどの小動物(収骨あり、なし)が新たに使用可能となることに伴う料金設定が必要となっています。

本体工事は、本年度内に完了予定、通路や外構工事もその後に続くことから、供用開始は来年5月下旬に竣工式を経てとなる見込みです。

これまでの火葬場が古く、手狭であることから、親しい方との最後のお別れの場所として多くの市民の方々から望まれていた施設です。

私は質疑の中で、『隣の名取市斎場には小動物の火葬も行なっていることから供養塔があり、家族同様に長年暮らしてきた方々がその場でのお別れ、また時折訪ねて供養していることも見聞きしている。岩沼では敷地内にそのような設置はないのか。ペットロス、で心や体に不調をきたす方もあると聞く。今後、是非に柔軟に対応してほしい。』と添えました。
執行部からの答弁には、供養塔については計画に入っていない、とのことでした。
犬や猫の小動物の火葬後、収骨をする、収骨なし、の選択肢があります。収骨なしの場合は、然るべき業者の方が引き取って納めてくださる寺院に供養していただいているそうです。
心の問題にもなりますが、私たちが盆や彼岸に墓所に供養に行くのと同様にそちらの供養塔に手向ける方もあるでしょう。

岩沼市斎場、完成まであと少しです。

「岩沼市保健づくり推進協議会」に出席

今夜は7時から岩沼市保健センターで行われた「岩沼市保健づくり推進協議会」に出席。
12名からなる委員の一人としての関わりです。

会議冒頭で委嘱状をいただき、市長より諮問された「平成30年度 岩沼市地域保健計画(案)」に対して委員それぞれの立場から意見や要望が出されました。
岩沼市が取り組んでいる健康づくり推進のための事業は多岐にわたります。
検診や予防接種、食育の推進も含まれています。
出席者からは、欠食の背景に見え隠れする貧困、生活困窮、高齢化の問題が次々出されました。
そして、それに対応する職員や関係機関への要望は、しっかりと連携や情報共有を密にして欲しい、との声です。

私も感染症予防対策に対して、特に性感染症対策への取組みへの質疑と意見を述べました。
昨今、若年層にも性感染症、梅毒が増えてきている、と言われています。関係者の答弁は、南の方の地域に増える傾向だ、とありましたが、決して対岸の火事ではありませんし、正しい知識を持つことは健康づくりに欠かせない何よりの対策な筈です。
物理的に離れていても、通信手段、移動手段は昔とは違います。
臆することなく、保健所、行政、学校関係などの連携で感染防止に努めて欲しい、と結びました。

今日の会議での意見は、しっかりと来年度の計画や取組みに生かされることを願い、会議を閉じました。

関係者皆さん、お疲れ様でした。