昨年10月19日に種蒔きをして、除草、と進んできたもち麦も順調に生育してこの時期を迎えました。
この時期、厳しい寒さがやって来ると畑の土も凍って霜柱が立ちます。
その状態になってくると、麦苗も地面から持ち上がってしまい、浮いてきます。
それを踏んで地面に戻すのが、通称・麦ふみ。
今回、もち麦栽培に参加しているメンバーは私も含めて、先生以外は初めての栽培。
これまでの種蒔きや除草には日程が合わずに参加出来なかった方からも申込みがあり、ご家族、親子での方も含め多数となりました。
周囲の水路は氷が張ってツララも・・・
畑では、ストーブを用意して寒さ対策の備え。
先生からの説明を受けて、いざ麦畑へ!!
人手もあったので、予定していた1時間の作業時間も早めに終了することができました。
作業前は寒くて悴んでいましたが、解散する頃には体も暖かくなっていました。
もち麦栽培の今後は天候を見ながらでもありますが、寒さが続けば、また麦ふみ作業が発生するかもしれません。
スーパーや食料品売り場に行けば、売られている農産品を手にすることも容易いですが、自らが栽培に関わってみて、どれだけの手間がかかって商品になり、その影では生産者の方がどれだけ時間を費やしているのかが身近に理解出来ます。
だからこそ、食品を大切にするし、自らがしっかり選んで手にして調理することにもつながりますね。
いわぬま食育研究会は、そんな地味な活動ですが、食べること、食べるものを意識するきっかけになれれば、と願っています。