12月9日、寒い1日になりました

【二木第一町内会防災部役員研修会へ出席】

12月9日、朝からの第九演奏会準備ちょいボラからの移動、午後3時からの二木第一町内会防災部役員研修会へ出席。

モデル地区として、東北大学の安倍祥先生、県職員の東海林主査、市の防災課職員山田さんを迎えての研修会では、地域に適した次年度の自主防災活性化に向けた活動計画へのご指導・ご助言をいただきました。
年々高齢化が進む地域の中で災害時要支援者をどうやって支えていけるのか、その情報をどうやって伝え、いざという時に守っていけるのか、議論しました。
個人情報保護の観点から、該当者の情報があっても災害時にしか開示出来ない、それではいざという時に戸惑うこと。やはり、個別に避難行動計画対応が必要であり、誰が担当するのか、ご本人の同意をいただき、話し合うことから始まることなどを確認しました。

また後半では、先月20.21日全国自主防災組織リーダー研修会へ参加しての報告の場があり、私は事前に提出した報告書をもとにかいつまんで説明いたしました。

皆さんの地域におかれても、誰しもが、“これまでに経験したことが無いような災害(雨、風、水害や山津波なども含めて)がやって来る”という認識を共有して備えていかなければないこと、忘れずに周囲に伝えてまいりましょう。

二木第一町内会表彰伝達式に出席いたしました

【私の暮らす二木第一町内会が表彰されました】

現在、町内会自主防災組織の活動の一環として行う廃品回収のアルミ缶回収に際して、アルミ缶リサイクル協会(東京都豊島区)より協力者表彰を受けました。
これは回収に従事する業者さんからの推薦によるものです。

今回は全国63団体が表彰を受け、地域団体、学校などが多いようです。
今日、12月4日、午後5時30分から伝達式が行われました。

アルミ缶の回収には様々なメリットがあり、

・資源の有効利用
ボーキサイトのリサイクル(貴重な資源)
再生アルミニウムとして何度でもリサイクル可能

・エネルギー節約
再生アルミニウムは、新たなアルミニウムを作るエネルギーに比べて3パーセントで済む(省エネルギー)

・ゴミを減らす
リサイクルでゴミを減らす

町内会長さんが制作された素晴らしい看板の前で、嬉しい表彰のセレモニーが行われました。
※看板には、こだわりのアルミ缶も添えられています。

これからも、私も町内会の一員として一緒にリサイクル活動を進めていきます。

2日間の学びに感謝いたします

【全国自主防災組織リーダー研修会に参加いたしました】

11月20.21日、2日間、東京都千代田区・ホテルルポール麹町を会場に開催された全国自主防災組織リーダー研修会へ宮城県代表として参加。
北は北海道から南は沖縄まで、84名の皆さんと学びました。

1日目の20日は、講師の先生方から最近の激甚災害、防災気象情報のあり方、大規模災害に備える、また参加者代表の方から活動発表もありました。

ここ数年、気象変動もあり、これまでの経験にはなかったような災害があちこちで発生していることを再認識しながら、地域の中で防災活動に携わる私たちに出来ることを洗い出していきました。
特に防災活動の中では、過疎化、高齢化、自治会(町内会)未入会、消防団の加入者減少が全国共通で皆が直面する課題です。

2日目は、参加者が5グループに分かれてグループ討議となりました。
地域の実状、組織の規模も違う中での情報交換、直面する課題の提示もあり、互いに対応策を提案しあい、熱い話し合いとなりました。
特に、
・誰かが何かをしてくれると思い込んでいる住民
・自らの身の安全確保に関心が薄い
・身近に危険が迫っていても避難しない
・訓練にも参加しない
・安全神話(ここには災害が起きていないから)を思い込んで周囲の支援、声がけを拒む
そんな事例が各参加者から出されました。

具体な解決策として、
・避難指示、避難勧告などの言葉の意味が理解されていない。そのことへの対応
・強制的な避難を呼びかけるべき

自主防災活動での課題では、
・構成するメンバーの不足。引き受け手が乏しい
・活動資金不足で苦慮している
・女性の視点が必要

グループ討議後、全体会での発表が行われ、その中での共通した課題は、女性の力、女性の視点での防災活動や災害時の支援も必要という点がありました。

私は、防災士として、また「いわぬま女性防災リーダーの会」の一員としても活動していますので、今回の学びを自主防災活動のみならず、関わる皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
貴重な2日間の学びに感謝いたします。

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