「久しぶりに議員さんに会ったから、お伝えしたいことを話します」

2024.5.10

昨日、地域回りの中・某所で再会した女性先輩がおります。
「齢90に間もなく届きます」と満面笑顔で、再会を喜んで下さいました。

私が議員活動を始める頃から、ご支援下さっていた方でもあります。
5期17年、足掛け21年となる私の政治活動を通じての付き合い。

K先生、長年、教職を務め上げられ、数年前にお連れ合い様に先立たれ、現在は老健施設にてご自身の時間を楽しんでらっしゃるお元気な方です。

住み慣れた自宅を手離し、ケア付き施設入居を決められ、数年になります。
コロナ禍以前には、仙台へのショッピングやお稽古事、途中下車してのお買い物など行動範囲も広く過ごされていたそうですが、コロナ禍以降外出制限があり、現在でも市内のみの外出、「門限も早くてね」とお茶目に仰ってました。

小柄な方ですが、足腰に制約も無く、運転免許を返納してからは、天気が良ければ、ご自身が徒歩で外出されている、と素晴らしい健脚ぶりに感心もしました。きっと、若かりし頃から節制をされていたのでしょうね。

戦前のお生まれ、そして教職というお立場にありましたので、女性の参政権や政治参画についての意識もお高い方です。
「昔は女性には投票権も無かった時代があって、投票ができるようになったのは、つい最近のことですょ。先輩女性達が頑張って勝ち取った権利、大事にしなきゃ、と思っています。私は、これまでに投票を棄権したことは無いです。施設にいると、近くの投票所まで出向かなきゃないけれど、毎回、投票していますょ。(同じ施設の入居者の)中には、行かない人が殆どですけど、棄権は勿体無いことです。投票率の低下と叫ばれているけど、施設に居ても投票出来るような仕組みにすればいいのに、と思いますね。」張りのあるお声で滔々と話されていました。

また、長年住み慣れた岩沼市に深い愛情を持ち合わせて、利用される公共施設の利便性向上についても、細やかな提案をして下さいました。

私も、これまで議会の一般質問で「投票率向上について」や「まちづくりについて」など、沢山の提案を重ねてきました。
K先生の仰ることも共感すること多々あり、今後、政策提言に繋げていきたいな、と思うことが随所にありました。

駅前広場の整備についても、頻繁に外出されて他の自治体を見知っているからこそ、建設的な提案をされていました。
「駅前に公共施設があると、人の往来も違うでしょうに」
市有地の問題、再開発の問題、色々な課題も関係してくる事業でもあります。

現在に至る駅前広場整備前には、確かに書店、洋菓子店、旅館、飲食店なども広場に面して営業されていました。
喫茶店もありました。

整備後、確かに乗降の足元は良くなりましたが、滞在する場所は乏しくなってしまいましたね。
岩沼は昔から、交通の要衝と呼ばれ、多くの方が行き交い、乗り継ぎ、用足しをされています。駅前でのイベントなどに参加していると、特に市外から往来されたと思しき方が「近くに腰掛けて休める場所(お店)はありませんか?」と尋ねていらっしゃいます。

これから先の駅前整備も、どんな可能性があるのか、色々な角度から再検討していかなければならない、と思っています。

K先生とは、暫し熱い語り合いの時間を持ち、再会をお約束して退席いたしました。
齢を重ねても、凛としたお姿で、憧れの気持ちを抱かせて下さる素晴らしい女性先輩に元気をいただきました。


#ヘアドネーションプロジェクト 関係者様との情報交換

2024.5.8

[連休明けの仕事モードが再開しています]

4月にお約束していた打合せ予定を進めてきました。
#特定非営利法人HERO

東日本大震災後、被災地の子ども達を元気にしたい、と活動をスタートしてきた団体です。
活動拠点を宮城県として、幼稚園、保育園、児童施設などでオリジナルヒーロー、#破牙神ライザー龍 が年間200回を超す「交通安全教室」「防犯教室」「防災教室」「STOP地球温暖化教室」などのボランティア活動を行なっています。
こちらのブログを講読の方の中にも「そう言えば、見たことがある・・・」という方もおられるかもしれません。
私も、震災後、復興支援のイベント会場でヒーローショーを演じる姿を見ていた記憶があります。

昨日は、JR船岡駅近くのお約束の場で、団体関係者皆さんと活動に対する思い、これまでの実績や各地でのエピソードなど、情報交換をさせていただきました。
そして、 私自身の懐かしい記憶の中に、仙台で過ごした大学生時代、アルバイトの一つで「着ぐるみショー」や「フアッションショー」の裏方スタッフを手掛けたことがあったことを思い出し、昨日お目にかかった方も同時期、同じ会社に所属されていた、という巡り合わせが判明したのでした。
あれから、40年という年月。

団体の皆さんは、活動を重ねる中で、2016年からは、病気や怪我によって髪の毛を失った全国の子どもさん達に完全オーダーメイドの人毛による医療用ウィッグをプレゼントする、#ヘアドネーションプロジェクト を推進されている、ということもお聞きしました。

私の周囲にも、ご自身の毛髪を長く伸ばしては、美容室でカットして提供している方が数名おられます。

人毛の医療用ウィッグには、提供いただいた素材を整えて、長さを整え加工し、植毛、好みの髪型にする、まで多くの手間がかかっています。
特に、子どもさんのお気持ち、好みの髪型に合わせて丁寧に対応することが求められており、関係者皆さんのご苦心などもお聞きしました。

各地でのイベント出演や自治体での各種教室、グッズ販売での収益から「ヘアドネーションプロジェクト」の活動資金を調達して、協賛下さるウィッグ製作会社さんと共に継続的に進めているそうです。

言葉として、ヘアドネーションを見聞きすることはあっても、その活動に向き合っていらっしゃる取り組みを間近に聞いたのは初めてでした。

※参考までに、団体のサイトを貼っておきます。
   https://hairdonation.hero.or.jp/

貴重な学びの機会をいただき、感謝いたします。

明日からの準備を進めています

2024.5.6

連休中の方、お仕事の方、充実の日々と思います。
私も遠来の客人、北から南からの来訪や予期せぬ親戚葬儀など慌ただしく過ごしています。
孫達と共に母方ご先祖様の墓参りも。
亡き父が宮城県来訪の折立ち寄った
30年前、小学生だった息子も父になり、孫が、30年前の息子の年齢に。
想い出を語りながら、暫し佇み。


人から草木からエネルギーをいただき、活力注入です。
移動の方、どうぞご安全に目的地へ向かって下さい。