子どもの日だからこそ、学びの日…山形県中山町、柏倉家視察へ

予てより気になっていた山形県中山町にあるお屋敷、imageimageimageimageimageimageimageimage柏倉家視察念願が叶いました。

12年前より、お掃除ボランティア活動に伺う皆さん達にご一緒させていただき、早朝から出向きました。

中山町の小高い丘に位置する柏倉家。当時の勢いを残すお屋敷やお道具の中に暮らす当主様。

齢70半ばの女性です。

今もその佇まいを維持されていること、修復を重ねながらの暮らし、四季折々の生活の始末や作法についてお話し下さいます。

江戸後期のタイルも庭先に使われていたり、至る所が歴史の流れを見せてくれます。

私はその場に立っただけで圧倒されてしまいました。

広いお屋敷、蔵、しつらえ。

アップしている画像は、特別に当主様の許可をいただいて撮影しております。

折に触れ、学術的な調査研究や外国の要人の方も訪問されているお屋敷でもあるそうです。

当主様のお考えで、今後町に寄贈して活用いただく希望もおありとのこと。

国内外の観光スポットとしての活用もあるのではないでしょうか。

山形県と宮城県。隣同士の県でもあり、当地仙台空港から岩沼市を経由して高速道路を使うと1時間余りの行程でもあります。

新たな観光ルートとして、岩沼市⇄山形県中山町での可能性も感じながら、関係者皆さんとの情報交換もいたしてきました。

これからも、着目していきたいスポットです。

http://www.kashiwakurake.org/npo/

今回で3回目の開催です

岩沼のまちなか、賑わいを願い『蔵っしっくアート展』、今回で3回目となっての当日の様子が今朝の河北新報に紹介されています。

同じ思いの皆さんで実行委員会を作り、準備を進めてきました。

市内中心部の時計やさんの二階に、こんなスペースがあることを知らない方もまだまだ多くあります。

「初めて入りました」とお気に入りを探しながら会場内をキョロキョロされます。

空間には、日頃創作活動をなさっている皆さんのつるし雛も飾られています。そこに集う、子育て世代の若い方々もあります。

世代間交流が育まれるアート展かもしれません。

当日の会場設営を手伝って下さった有志の方や、チラシを配布下さった方々、皆んなで作った賑わいイベント。

視点を変えると、イベントもより深く、広がります。

多世代の方が集い、言葉を交わし、互いに今後の活動の充実につながっていくことを願っています。

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岩沼市仮設住宅閉所式を迎えました

平成23年3月11日、震度6弱の大きな揺れと大津波が岩沼市を襲いました。この震災により181名の方が犠牲となり、最大6千人を超える方々が市民会館や総合体育館などの避難所に避難しました。

直後、岩沼市では被災者1020名の仮の住まいとして、3箇所に384戸の仮設住宅を設置しました。

被災者の方々は、生活再建に向き合われ、昨日4月27日に最後の方が移転され、本日、仮設住宅閉所式を迎えました。

仮設住宅は、被災前とは全く違う住環境の中でしたが、住まいされている方々が工夫をされ、地域コミュニティの維持に努められました。

震災から今日までの5年あまり、国内外の皆さまから様々なご支援をいただいたことに改めて感謝するばかりです。

本当にありがとうございました。

今、九州地方の地震被災者の皆さんが厳しい避難生活をなさっているお姿を見るにつけ、5年前の当地の状況を思い返します。

岩沼市からも、昨日2名の職員が避難所運営の支援に派遣されたことを市長が述べておられました。

岩沼市の復興への道が少しずつ、少しずつ前に進んでいることを喜ぶばかりではなく、遠くの被災地への支援にも継続的に力を尽くしていきたい、と思っています。
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image image image image image岩沼市