地域防災に向き合う1日となりました

今日12月17日は、私が所属する女性防災リーダーの会主催の4回シリーズで開催してきた防災セミナーの最終回出席に始まりました。これまで、昨年のセミナーや今回の3回の学びを生かして、今日はグループワークとなり、3グループに分かれての避難所開設をシュミレーションする図上訓練となりました。

参加者がグループ毎に開設する避難所の配慮すべきテーマを決めて、必要なもの、人材、避難所の区割りなどを付箋紙に書きながら貼り付けて進めます。

体育館を想定しての避難所には、幅広い世代の、妊産婦、高齢者、障害者、足腰の弱い方などが避難してくる、という想定のもと、広い空間をいかに使い易く、共同生活に相応しい場所に環境整備をしていくか、話し合いを進めました。

どのような避難所が正解か、ということではなく、どんな視点から避難所開設、運営にあたるか、女性の視点から安心して安全に過ごせる空間を参加者皆さんで次々と付箋紙に書きながら貼って、そのグループが考えるモデルケースを発表。


自助、共助、公助の流れで災害時に自分や家族、近隣の方と共に大切な命をつなぐことの再確認の場になったと思います。

このような訓練の場は重ねていくことで、いざという時に自分たちも共に支え合う一員として活動出来ることに結び付きます。

今後も学びの機会により多くの世代の方に参加いただけるよう、働きかけていきたいものです。

そして。

今日の締めくくりは、先日の岩沼市防災避難訓練に参加した町内会自主防災部の反省会出席でした。先日の避難訓練は、水害を想定しての訓練でした。それに対して、避難するということを選択した自主防災部。指定避難所へ徒歩避難を実施してみて見えたこと、町内会の課題を洗い出しました。

安全確保のためには、地域の実情から無闇に避難所へ移動するよりも、自宅内などでの垂直避難が適しているのではないか、との声が多くありました。水害時、雨風が強くなってきている中、近いとは言え、避難所までの移動することの方が危険度が高まるのではないか、ということも想定される地域。

1日が防災、減災のための活動に関係した日となっています。これからも、私自身、防災士としての学びを重ね、またそれを生かして地域の安全度をますます高めていきたいと思っています。

投稿者:

布田 えみ

岩沼市議会議員4期目の活動中。 大好きな岩沼のさらなる発展を願い、母として女性として、市民としての思いを町づくりに届けています。