亘理名取地区市町議会、議員研修会へ出席でした

今日7月13日は午後から、名取市文化会館での亘理名取地区市町議会連絡協議会の議員研修会へ出席でした。image

講師には、公認会計士でもあられる、三澤壮義先生をお迎えしての『公会計制度の整備と公共施設等総合管理計画』の講話。
高度経済成長期1970年代に次々と地域の中に建設された公共施設やライフライン、道路などのインフラが今まさに、維持管理、また見直しも含めての時期を迎えています。
それは全国的な傾向であること、皆さんの意識にもおありですね。

image今回の講話で大きなウェイトを占めた公共施設等総合管理計画は、人口減少社会に入っている中で、どのように安心、安全な暮らしを維持するか、に結び付く内容です。

岩沼市においても、現在の公共施設の長寿命化については課題であり、その在り方について一方で市民皆さんからの設備面充実の要望もあります。
維持していくこと、また場合によっては施設の統廃合も選択しなければならないこと、三澤先生の講話の中で他の自治体での事例もありました。

感情論だけではなく、具体な数字を出してコスト面からも検討していくこと大事なこと。
限られた税収で、生活基盤を維持していくには、時には決断しなければならない、そんな内容でした。
9月議会では、前年度の決算審査もありますので、研修会での内容を踏まえて、より切り込んだ審査を心掛けます。

復興へ歩む姿…(仮称)岩沼市東部地区防災コミュニティセンター安全祈願祭へ

岩沼市東部地区、現在玉浦公民館、玉浦中学校のある敷地内に新たに(仮称)岩沼市東部地区防災コミュニティセンターが建設されることになりました。本日は、安全祈願祭を迎えました。

玉浦地区の皆さんにとり、学びや生活の中心となっているエリアでもあります。

5年前の震災時には、この周辺も浸水し、学校には多くの方が避難しています。

今回は、築年数も40年余りとなっている玉浦公民館に代わる拠点整備、約4億5000万円(復興交付金及び震災関連寄付金等)の総事業費。

主に利用されることが多くなる東部地区の皆さんで検討委員会を設置して、高齢化率が高くなる玉浦西地区(防災集団移転地)な地域に配慮しての使いやすい平屋建、延べ床面積797.27㎡(建築面積865.37㎡)の拠点の見込みです。

来年3月の年度末までに建設工事完成予定とのことですから、地域の皆さんにとっては、生涯学習やコミュニティ活動の場がより充実しますこと、喜ばしい限りですね。

市長の挨拶の中には、市内の中央部、また西部地区にも同様の施設を考えていかなければならない、という主旨があり、心の復興ということを話されておられました。全てが一度に進みませんが、市内中央部にコミュニティ活動拠点が未整備だったり、人口増加の西部地区の施設も老朽化、手狭になっているのも事実です。今後の課題として、そちらに関しても1日も早く環境整備を願っています。

今回の工事は、現在の玉浦公民館、玉浦中学校の利用者、通学者がある中での建設工事ですので、安全対策にも最大限の注意を払って進めてほしい、と願っています。

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参議院議員選挙が終わりました

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昨夜は開票の行方を見守っておりました。
多くの皆さんからのお力添えをいただき、接戦を競り勝った桜井充さん、おめでとうございます。
励ましのメールを下さった方、お祝いのメッセージを下さった方、ありがとうございました。

私は、無所属議員の会の一員として、応援してまいりました。
この参議院議員選挙から宮城選挙区議員定数が1名となったこともあり、大変厳しい選挙戦でした。

そんな中から、皆さんからの後押しを受けての桜井さんの当選、本当に嬉しく思います。

私もこの選挙戦の中で多くの方々とお会いして、今の暮らしの不安、希望を色々いただきました。
雇用の問題。
求人が多くなっているから景気が回復している、経済政策の成果だ、というのは違いますね。
非正規労働者である若年層。
安心して家庭を築いて、子どもを産んで育てられる環境には程遠いのではないでしょうか。
私たちの次の世代が安心して家庭を持ち、笑顔で暮らせる日本のために向き合っていかなければないこと、切実に受け止めています。

今回、初めての18歳の投票が行われました。
その当事者の女子高性からも政治に望む声をいただきました。
周囲の同級生からの声。
進路に立つ今、保育や介護、医療の道を歩もうとする多くが待遇の不安を語る、こと。
安心して働き、暮らすために子育て支援は欠かせません。そのための保育環境整備は大事なことです。そして、そこに働く保育士、介護士の皆さんの労働環境整備も大切なことです。

今回当選を果たされた桜井さんには、そんな若い方々の夢や希望も託します。
沢山の課題もあります。

私も地方議員の1人として、地域の声を桜井さんへこれからも届けてまいります。
今日からは、また通常の議員活動を進めてまいります。