コロナ禍の中、様々なところに影響が及んでいます。
全国各地ではこの時期の成人式開催を見送るところも出ていますが、岩沼では「何としてでも新成人をこの時期にお祝いしたい」との関係者皆さんの強い思いもあり、本日の開催となりました。
様々な工夫もあり、会場は従来の市民会館大ホールから、お隣の総合体育館へ。
来賓やご家族など付き添いの方は入り口も別にして2階のギャラリー席へ。
新成人はフロアーにパイプ椅子での着席。
対象となる、506(男性255名 女性 251)名の新成人皆さん、おめでとうございます。色々な厳しい局面の時期ですが、強く志を貫いて欲しいと願っています。
新成人の代表の挨拶もとても立派でした。
今年は特に、震災から10年という節目を迎えることもあって挨拶の中にも自らの思い、感謝の気持ちと共に強い決意も述べられていました。
自分が受けた恩を返していくことや、震災後の打ち拉がれた状況下、国内外の多くの方から手を差し伸べてもらったこと、そのことをしっかりと受け止めて歩み出していることなど、頼もしさを感じました。
聞くところによると、今回の成人式への出席を見合わせた方もあったとのこと。
節目のこの日を楽しみに心待ちにしていた本人、ご家族さまのお気持ちを考えると遣る瀬無くもなります。
関東や遠方の学校に学ぶゆえ、帰省しての出席を諦めたのです・・・そんなご家族のお話も聞きました。
本当に残念で仕方ありません。
早い時期に感染症が収束することを願うばかりですが、今は先ず、自分の健康と家族の健康を守ることを優先すべきなのかもしれませんね。