近況

実はこの3日間、姑の葬儀日程を過ごしていました。
遺族それぞれの都合もあり、昨夜が通夜、今日が告別式、法要、納骨と済ませました。

私は予てよりの女川視察研修責任者としての役目、家族の理解のもと、「役目を果たしてきなさい」と送り出してもらい、昨日は日程を果たしてから、通夜に臨みました。

7月4日の未明、容態急変の報せを受けて駆け付けるも残念ながら、息を引き取っていました。
享年93歳。
大正、昭和、平成を生き、太平洋戦争の時には実家が仙台空港近くの相の釜地区、丁度、現在千年希望の丘・交流センターがあるエリアにありました。
年頃で野良作業をしている時に、米軍の空襲に遭い、畑を這って逃げた体験を息子に話していた、とも聞きました。
専業農家の家業、畑作、稲作、身を粉にして働き、いつもニコニコして、物静かな姑でした。

震災で自宅が大規模半壊、引っ越しての慣れぬ住まいでの不自由な暮らしの時期もありましたが、舅と二人揃って、余生を過ごせたのは幸せなことだったのかもしれません。
介護施設の職員皆さんにも手厚いお世話を受けたこと、感謝が絶えません。
そして、姑が生き抜いた背中から、残された者に教えを残してくれたことに感謝です。

合掌

女川視察研修にまいりました

【オリーブの会視察研修に参加しました】

7月5日、予てよりの計画、女川視察研修に参加しました。

ボランティア活動を通じて、地域の暮らしやすさを考えていくオリーブの会。

 

今日は、宮城県に暮らす私たちが、現在運転停止中の女川原子力発電所の安全対策について学ぶ視察研修を企画しました。運転停止中とは言え、安全対策は欠かせませんし、常に緊張感が張り詰めている施設です。

私は5年前にも、議員有志で施設の視察見学にうかがっていました。今回は、それ以後の訪問になりました。

岩沼駅前からバスにて移動。三陸道を走行しながら、車窓から変わりゆく景色、復興の様子、それぞれが感じ瞼に焼き付けてきました。

敷地内に関しては厳重なセキリュティーチェックがある中、特別に許可をいただいての構内入場、東日本大震災後に安全対策としての電源確保や冷却水確保などの備え、工事車輌も引っ切りなしに行き交う関連施設を懇切丁寧な説明いただきながら、視察いたしました。

場所柄、写真撮影も禁じられているエリアもあり、見学ゾーンでの目視のみ、現在、様々な安全対策工事は続けられているさ中です。

昼過ぎには、女川駅前のシーパル女川での視察を兼ねての食事。私は1年前にも同じ場所に視察研修にうかがう機会がありましたが、その時期に比べるとテナントや施設の充実がぐんと進んでいる様子、嬉しく思いながら見せていただきました。

オリーブの会の皆さんも充実の1日を過ごされたことかと思います。

関係者皆さん、お疲れ様でした。そして、お世話になりました。

今年も折返し!今日から7月です

【夢をのせてオリーブの植樹式】

お陰様で充実の今年の前半を過ごすことが出来ました。

今日からは、今年後半へ折返しとなります。

7月1日、かねてから計画していたオリーブの植樹式に出席してまいりました。

オリーブは平和と幸せの象徴の樹木でもあります。

岩沼にオリーブの仮植えを始めて2年目の植樹。

オリーブの実を収穫するには樹齢や規模、気候もまだ当地の全てに敵うわけではなく、先ずは実験として昨年から始まっていました。

昨年植えたオリーブは枯れることなく成長していることから、今年もイタリアと友好関係を結ぶ、塩釜キオッチャ友好協会の皆さんが、植樹の日を迎えられたのでした。

岩沼とのご縁は、塩釜神社、竹駒神社、共に大きな神社があり、岩沼から塩釜に嫁いだ方、人や仕事の交流もあり、篤志家農家の方が畑地を貸して下さった経緯があります。

フカフカの畑にスコップで穴を掘り、一本、一本植えていきます。

薄日が差していますが、湿度が高く、皆で役割分担しながらの作業、よい汗をかいたようです。

目指すは、オリーブの有効活用。例えば、オリーブの葉には健康維持に有用と期待される成分が含まれていることから、パウダーにしてお茶や料理に取り入れることも出来ます。

息の長い取組みになると思いますが、地域の仕事起こしにつながることを願っています。

今日の植樹には、塩釜、仙台、白石からの参加者皆さんが集いました。

夢をのせて育つオリーブ、見守ってまいります。

関係者皆さん、お疲れ様でした。